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海外の大学を卒業後、聖マリアンナ医科大学病院で研修医として勉強中の鄭(テイ)さんは、プライベートでは一児のパパとして子育てにも奮闘中。聖マリアンナ医科大学病院では、休日や給与もしっかりとしており、家族との生活も不自由なく過ごせているそうです。
そんな鄭さんが聖マリアンナ医科大学病院を選んだ理由は、優秀な指導医の先生方が在籍するなど多くを学べる場所だと感じたからでした。
育ちは日本ですが、両親が韓国出身でずっとインターナショナルスクールに通っていました。大学は韓国に行き、韓国で医師免許を取り、その後日本でも医師免許を取って聖マリでお世話になっています。
元々、日本で医者をやる気持ちだったんですが、中学まで英語だけの学校にいたこともあり、日本で他の学生と同じ条件での試験は厳しいと判断して海外の大学を選択しました。
選択肢は韓国かアメリカのどちらかだったので、母国でもある韓国の大学へ進学することにしたんです。
今は韓国で出会った妻と9ヶ月になる子どもと3人で暮らしています。
実家が聖マリの近くにあり、小さい頃に兄がお世話になったこともありました。
そんな縁もありますが、それ以上にティーチングスタッフに優秀な方々がいるという話を聞いていたので研修に来たかったんです。
研修は今後のために経験や勉強が大事。大学病院ということ、夜間救急や身近な疾患など様々な経験ができると思ったので選ばせてもらいました。
実際に入ってからも、噂通り優秀なティーチングスタッフの方々がいて、とても勉強になっています。
当初は他大学出身かつ海外から来て不安もありましたが、聖マリの人たちはどこに行っても親切にしてくれて、他大学出身の人という扱いが全くありません。
それもあって、後期研修もこちらに残ることを決めました。雰囲気や人間関係はすごく大事だと思います。
研修センターには、1・2年みんなが集まっていてとても仲が良いです。何でも聞けるし、ご飯を一緒に食べたり、研修生活は聖マリなら苦労しないと思います。
普段の仕事内容は、チームとして病棟で必要なこと全般です。
例えば、患者さんを診ながら意見を交わしたり、オーダーを出したり、手術があれば中に入って手伝うなど、できることはなんでもやります。
これまで辛いと感じることは、不思議と思い当たりません。
仕事内容は研修医レベルでうまく消化できる内容ですし、休みも十分取れていると感じています。
休日には子どもと遊ぶなど、家族と過ごすことが多いですね。
他の病院に行った大学の同級生は、自分の時間をあまり作れていないという話も聞きますが、聖マリは休みがしっかりとあるので、家族と一緒に過ごせたり自分の時間が作れるんだと改めて思いました。
同期は診察科の選択を2年の半ばまで悩むケースも多くありましたが、私は父が皮膚科なので最初から皮膚科と決まっていました。父の働く後ろ姿を見て、仕事を通して人の笑顔が見れるのは良いと感じていたからです。
このまま聖マリで経験を積んで、どこに行っても自分の力で診察できる知識や技術を身につけたいと考えています。
目標に向かって、とにかく勉強をして、上級医の先生方から色々と学んでいきたいです。
これから研修医となる方には、それぞれ目標や計画があると思います。
例えば、大学病院に長く残るとしても、他の計画があるとしても、様々な経験ができるので聖マリは良い場所だと思います。
上級医の先生方でもほとんどの方が僕を仲間として見てくれていると感じていますし、休みもしっかり取れて、家に帰って自分の時間も確保できます。
研修医同士もみんな仲が良く、他大学出身者も聖マリ出身者と同じように仕事ができるほどに馴染めるところもすごく良いです。
私は妻子がいるので、より感じるのかもしれませんが、自分の生活って大事だと思います。それが確保できるだけでもすごく良かったと思いました。
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