後藤 理華さん

聖マリアンナ医科大学出身

大好きな聖マリアンナ医科大学病院で働き続けたい

後藤 理華さん

Message

尊敬する母親を目標に、幼い頃から医者を志して来た後藤さん。
大学入学から過ごしている聖マリアンナ医科大学に対する母校愛が強く、出来るだけ長く勤め続けたいと願っています。
研修を通して、小児科という自分の道を見つけて、勉強の毎日ながら充実した日々を送っているそうです。

聖マリアンナ医科大学の近くで
生まれ育ちました

地元が車で15分程度のところにあり、生まれてからずっと聖マリの近くに住んでいます。

幼稚園から高校まで一貫校で、大学は推薦で聖マリに進学、研修も母が働いた事があった聖マリでお世話になることにしました。
環境をあまり変えずに来たので、世間のことをあまり知らないと思います。
それでも小学生の頃から医者になりたくて、それ以外考えていなかったので、医者になれた今がとても幸せです。

忙しくても
優しい母のようになりたい

両親ともに医者で、特に母親を見て「こんな人になりたい」と思い、ずっと母親を追いかけてきました。
私が小さい頃は、授業参観や運動会にも来れなくて、子どもながらに忙しいのは伝わっていましたが、いつもすごく優しいんです。
何事もタフにこなしてかつ優しさを兼ね備えている母親を見て、自然と私も医者になりたいと思うようになっていきました。

研修開始当初は、当然のように母親と同じ皮膚科になろうと思っていましたが、研修をする中で小児科になることに決めたんです。
元々子ども好きで、昔は5歳下の弟やその友達が可愛くて仕方なくて。
研修でも子どもを見ていたら幸せな気持ちになれる事に気付いたので、そこは母親と違う道を進んでみます。

小児科を選ばなかったらきっと
後悔すると思った

小児科の中でも、今は大学病院にいるので、重い病気の子や長期入院している子を診る事が多いです。
そんな子どもたちと接していると、手紙を書いてくれたり嬉しい事が日々あります。私が子どもたちと遊んでいると、保護者の方が「ありがとうございます」と声をかけてくれることもあるんです。
小児科を選んで良かったと思える瞬間ですね。

研修医になって初めて小児科を意識し始めましたが、「小児科にならないと一生後悔する」とまで思えるようになっていました。
例え夜中に起こされたとしても、子どもたちの為なら何の負の感情も生まれません。何も思わず駆けつける事ができる存在です。

大好きな聖マリアンナ医科大学病院で
ずっと働き続けたい

自分がいる場所が好きという元々の気質もあるかもしれませんが、母校愛がすごく強いです。
聖マリの人たちは絆が深くて、上も下も横も関係なく助け合っています。
他の大学だと、テストの時にギスギスしたりするなんてことも聞きますが、ここではみんなで進級しようみたいな感じがあって、先生にも気兼ねなく色んなことを聞ける良い環境です。
聖マリ出身の人・他大学出身の人なんて全く関係なく、聖マリで働いている人はみんな同じ。
それは昔、聖マリで働いていた母親にも事前に聞いていて、まさにその通りの場所でした。

それをよく表しているのが、地域研修で奄美大島に行った時です。
そこにはいろいろな病院から研修医が来ますが、そこの先生が「聖マリには不思議な空気が流れてるんじゃないかと思うくらい絆が強いよね」と言ってくださいました。
マリアンナ村と呼ばれるくらい、みんな聖マリから出たくない人が多いんです。ここで研修するとそのまま残る人がとても多くて、一度出て行っても戻ってくる人が多くいます。

働きやすく、全てにおいて
バランスが取れた病院だと思う

実家は泌尿器科・皮膚科で開業していることもあり、将来的にも自分で開業をすることは考えていません。
出来れば大好きな聖マリに残って講師になるくらいまで働き続けたいです。

これから研修医となる方々は、新しい環境に飛び込んでいくと思います。
そんな時は、なるべく仕事以外のストレスがない方が良いのではないでしょうか。
聖マリではそういったストレスが少なく、人にも聞きやすいなど学ぶ環境が整っていると思います。
給与面や人、病院としてのレベル、それに加えて大学病院なのでほとんどのことが経験できる。
そう言ったことを全て踏まえると、すごくバランスの良い病院だと思います。